「風よ、もてぎへいざなえ!」



「風よ、もてぎへいざなえ!」

2003年12月05日

おはよーうございますっ!
いよいよ二日目。すがすがしい頭痛とともに始まった二日酔いの朝です。だって、みんな飲まないんだもーん。そりゃね、ボジョレーもビールも氷結もいただきましたよ。だってうまいんだもの ! (笑)
今回はチャーリーさんのご配慮で、もてぎ近くの某ゴルフ場の宿泊施設に泊まりましたが、いいベッドでしたねー。うっかり寝過ごすところでした。
2003年12月05日

出発準備
荷物を積んで、早々というか、とっとと出発です。あたりが明るいからいいものの、これが夜だったら「夜逃げ」同然の逃げ足・・・。いや、撤収の早さ・・・。このころ、すでに北ゲート付近ではSのりたちが終結を開始していたのでありました・・・。
2003年12月05日

ゲートインの後
ゲート前にて本日参加のSのりたちと合流。「北ゲートにきたさんきたーーーー! 」とギンちゃんが三段落としでオチをつけていました。朝からやるのー。そして、一度隊列を整えて、東コース外周の通路を通ってコレクションホールの駐車場へ。構内は30`規制です。
いつも真ん中の中央エントランスを通る道しか通らないので、コースが一望できたりと、改めてツインリンクの広さを実感しました。たとえて言うならば、ツインリンクもてぎ一個分の広さです(例えになっていないっ! ) まあ、東京ドームが後楽園球場一個分の広さである。という例えと一緒ですな。(だから、例えになってないって・・・笑)
私の一台前は信州のアルファさん。なんか「ジオン軍」マークついてるぞ !
2003年12月05日

コレクションホール裏の駐車場
今回は、コレクションホールのご配慮で、本来スタッフ用の駐車場なのですが、使わせていただきました。この隣はレストア車のテストコースですが。立ち入りを厳に禁じられました。車はもちろん人も駄目。芝生でゴロゴロすののはもっての他です。
ああ、雨が強くなってきた・・・。
2003年12月05日

撮りまくる。
この前の週にご臨終になったデジカメの無念を晴らすべく、型落ち展示品だったサイバーショットでオフレポディレクターの義務を果たそうと、二日酔いの頭痛をだましながら撮ってました。まだ栃木は紅葉の名残があっていいですねー。えちご なんてみーんな葉が落ちちゃって、さびしいものです。
走り去るのはますやんさん。これと同じポーズのドイツ兵フィギィアがタミヤの「突撃セット」にあるような気がします。(どうだっていいですね・・・爆)
2003年12月05日

ますやんを探せ !
ますやんさんがこの画像のどこかにいます。モニターや液晶に穴が開く程探してください。
あ゛あーっ ! っていうか、俺、置いて行かれてんじゃん ! (気づくの遅っ! )
2003年12月05日

御神体みたいなもの。
コレクションホール入り口で我々を迎える「夢」の文字。なんかじーんと来ますね。私にとっては、本田宗一郎とは、心の鑑のひとつです。毎度写真に撮っているのですが、被写体が全く光を透過するので、写しづらいです。
まあ、展示内容については、以前のレポにもありますので、そちらを見ていただくか、一番いいのは、ご自身で脚を運んでいただくことですね。こんなところが無料で見られるなんて、ラッキーですよ。お土産はここのミュージアムショップで買いましょうね。ミニカーから、DVD、関連書籍にいたる豊富な品揃え。ああ、なんかコレクションホールの回し者みたいだなー。
本日の打ち合わせ、オリエンテーションをミュージアムカフェで行いました。さて、とりあえずパドックへ移動しましょう。
2003年12月05日

スタンド席って・・・。
コレクションホールからの移動はは、場内を巡回する「エンジョイカー」のニューオデッセイに乗せてもらいました。アブソルートは内装もシックで質感がいいですねー。その前にアメリカのスクールバスがやってきたのですが、うっかり映画に登場する「バスジャック」になりきってしまい、ダーティーハリーに撃たれるというオチを(どんなオチだよ)を避けるためにオデッセイにしました。だって、東急ワールドスクエアーには、ダーティーハリーのフィギィアが犯人にマグナムを向けているんですよ。栃木は油断できませんよ(笑)
蛇足ながら04Mのアッシュトレイと、ニューオデッセイのリアドアのアッシュトレイは・・・。あとはご自分でお確かめください。
上から見るとすごく急です。38度から40度くらいあるのでは?? 例えて言うなら(ああ、そうさ、頭領の例え話なんてオチのフリに決まっているさ・・・爆)「白馬のジャンプ台」(アルファさんいわく)ということで、一同ひざを叩いてすっかり舟木の気分。(笑)
さて、ピットには、なんかマルボロ色やキャメルイエローの物体が・・・。晴れていれば実走してくれるんだが・・・。
2003年12月05日

ずーーむいん!(古いか?)
ありゃりゃ? GT-NSXですよー。ちなみに、パドック(馬はいないよ)へは、長い階段を下り、コースの地下をくぐっって行きます。
白いモービルNSXのブースで、グッズの入った袋を配布していたので、各自大人の良心をもって(かなぐり捨てて)殺到(結局)中身は別途紹介するとして、仮面ライダーに登場するバイクも展示してあり、一部Sのりの方々が「ショッカー」になってしまうという不祥事もありましたが、RA273(人だかりで撮影不能)のV12サウンドはよかったなー。鼓膜がびりびりするんですが、どう表現したらいいか、なんか心揺すられる気分でした。生のホンダミュージックはいいですよ。
2003年12月05日

ワンメイクレースのインテ
FFだけあって、雨でも実走行してくれてました。ああ、また仮面ライダー555のバイクを見に行くの? 「おお !頭領 ! ガトリングガンだよ」って武器の解説は私の担当だ。しかし、バイクでこんな毎分6000発くらいの発射レートだと、ウイリーしちゃって当たんないよー。と子供の夢を粉々にぶち壊すいけない大人だ。(反省)
とか言っていると、NSXが小雨の中、ホームストレートでいい音出して走り抜けてる・・・が、その手前を歩いていく仮面ライダーたち。
「シュールだ。シュール過ぎる」普通はNSXに目も耳も行くだろうに、目だけは仮面ライダーに釘付けだ。
ここがもてぎであることを忘れそうだぞ。
2003年12月05日

ぐしっっ!
牛串ステーキを「ぐしっっ! 」と食べる群馬の某消防士。いい画を撮ったもんだ。ほんとにうまそうだよー。
ちなみに、テントの中でみんなアレコレと昼飯。お好み焼きやら、ホットドッグ、うどんにそばやら、宇都宮餃子やら、露天が並んでいて、これで天気なら端からハシゴすんだけどなー。
食い物といったらアルファさんだ。早速一番腹持ちのよさそうな「お好み焼き」を買う、返す刀でホットドッグも買ってしまう私はやはり職業病ということか・・・。が、さすが信州人のアルファさん。「そば」だけは欠かすことはできない。春のSSMの時は、かに食べ放題に目がくらんですっかりそばを食べるのを忘れていたご本人。「信州人として間違っていた」と今回はリベンジを果たしましたね。
2003年12月05日

コレクションホールに戻って・・・。
みんな再びカフェでまたーり、しかし、雨なので、屋外のイベントからどんどん人がコレクションホールへ流れてくる。
そんな中、資料室で歴代ホンダ車のカタログを検索。
さらに、激レアな「マン島TTレース出場宣言文」のコピーを入手 ! うおおっ! プロジェクトXのまんまだーっ! でも、漢字が古くて読めんっ! (汗) ちなみに、これは宗一郎直筆と言われているが、正確には藤原専務の筆でしたためられている。社長個人の意思ではなく、役員の了解を得ているということ示したいからだそうです。この文章、会社の内外に配布されましたからねー。
詳しい経緯を知りたい方は、プロジェクトXの「制覇せよ ! 世界最高峰レース」をご参照ください。
蛇足ながら、私はオフレポを書く前に「気分」を作るためによく見ます。

さて、一階の特別展示は、佐藤琢磨の乗っていた「ジョーダン・ホンダ」 この写真だとわかりづらいですが、実はミラーもすごい角度でついています。ステアリングの直前には、ポリカーボネートの風防があるのですが、これって、直角についてるけど、いいの?
2003年12月05日

ビルヌーブの・・・。
で、BARホンダ、でも、ビルヌーブはもう引退かな?空きのシートもないみたいだし・・・。
このほか、セナのマクラーレンMP4-5とかもあったんですよ。が、前日の宿で「マクラ投げ」ができなかったことと、「小学生以上は乗り込めない」ということで、ふて腐れて撮っていません(爆)
初めて私のオフレポをご覧になる方もいらっしゃると思うので、ひとつ「コツ」をお教えしましょう。
「マクラーレン」と「マクラ投げ」がかかっているというオチだけは避けたいものですが、ここまで説明してしまうと、私としても後がつらいので、適宜お付き合いいただけると、私も助かります(笑)
2003年12月05日

これは目玉だ「HSC」
東京モーターショーの(注:東京コミックショーではない)で注目の「HSC」です。
ちなみに、ヘッドライトはLED、バックミラーはCCDカメラです。まあ、詳細については、私よりも詳しく乗せているサイトが沢山ありますので、それはそちらにお任せするとして、一つしたの階には、本田宗一郎が自作した「カーチス号」があって、このギャップも面白いかも・・・。
2003年12月05日

はーーーいちーず
コレクションホールの受付の方(あ、ちゃんとお名前聞いておけばよかった)にお手伝いいただいて、エントランスで撮影。本田宗一郎が見た「夢」の延長線上で出会った人々、今回の私のお気に入りです。あいにくの悪天候でしたが、みなさんいい表情なさっていますね。
ここで注意しなくてはならないのは、「あいにく」と「悪天候」がかかって・・・。かかっていないね。駄目だね。
前列のみんなはしゃがんでいるのに、私だけは「蹲踞」の姿勢だ・・・。アキレス腱伸びてきもちいいんだこれが・・・何書いてんだろ。
2003年12月05日

では、解散前に一枚。
さあ、アドリブタイムだ。ちなみにギンちゃんの持っている傘は「お子様用」だ。不況戦士さんは雨水を採取して「酸性雨」のペーハーを計るらしいが、そっとしておいてあげよう。結局、今日はずーーっと雨。あーあ、「風よ、もてぎへいざなえ」ってタイトルにしたのになー。季節外れにも、太平洋上では「台風」が発生したらしいし、明日のパレードはどうなることやら・・・。
2003年12月05日

そして、エンディングの物語
大変残念ながら、私は都合が悪くて帰らなくてはなりませんでした。幹事の一人として、今日までがんばって来たのに、肝心のパレードの時に皆さんとご一緒できないとは、痛恨の極み。
後は明日、少しでも晴れ間がのぞくことを祈るのみ。後ろ髪を引かれつつも、もてぎを後にいたしました。

ですが、今回の一番のお土産は、みなさんと過ごした時間と、みなさんの楽しそうな表情です。人の喜びを自分の喜びにできるということは、すばらしい人生だと、私は思っています。かつて、私の祖父が交通手段の限られた田舎で、人の役に立とうとバイクを売り始めたように、車を通じて皆様に貢献できたのならば、これに勝る幸せはありません。また、皆様と楽しい時間を共有できる日を楽しみにしております。また、そういう時間を作り出したいと思っております。私は一足先に日常へと帰りましたので、ひとまずは本田宗一郎の言葉を引用して、御礼申し上げます。

「人生を楽しませてくれて、ありがとう」

ですが、さらに過酷な運命がSのりたちを襲います。
降り続ける雨。
迫りくる時間。
そんな中で彼らが遭遇した「奇跡」
怒涛の第三部は、近日アップの予定です。どうかおたのしみに。