
第一期 2003年
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早春の妙義に挑め!群馬釜飯オフ!

03年初めてのオフ会は、群馬勢主催の「横川釜飯オフ」
情けないことに、当日デジカメを忘れてしまったもので、群馬勢のぎんさんのご協力の下に、
画像を掲載させて頂いております。
S乗りたち、不屈のドラマ!
県K包囲網を突破せよ!

さて、3月も末でだいぶ春めいてきました。越後でも「タイヤ交換した?」
というのが挨拶代わりになっております。で、そんな雪解け時期。冬眠から覚めたついでに
集まろうと、私が富山ののぶひこさんを嗾けました!
まんまとオフ会を開催する運びに・・・。信州のα氏曰く「越後屋、お主も悪よのぅ」
S2000故郷へ帰る。

栃木県塩谷郡高根沢町。
ここに小さな自動車工場がある。
本田技研栃木製作所、高根沢工場。
一日の生産台数、僅か60台。
だが、その一台一台には、職人の業と、技術者の「魂」が込められていた。
これは、ユーザーと生産者、聖地高根沢での立場を越えた交流を記録した。ドラマである。
S乗りもてぎに集う!激闘ジャンケン大会

日本各地から集った「S乗り達」今回、私は幹事のお手伝いをさせていただいたので、
ミーティング自体を客観的な目では見れませんでしたが、主催者側からの「メイキング
オブSSM」という感じでご覧ください。なお、コレクションホール内の内容は一部前日
の「ミステリーツアー」の内容も含まれておりますので、悪しからず。
幻のおにぎり コシヒカリの里魚沼へ

新潟県魚沼。かつて、ここは、新潟でも最も貧しい土地だった。
小石だらけの田んぼ。収穫量は最低だった。
そこで栽培されるようになった新しい品種「コシヒカリ」
越後に光もたらすもの
やがて、最高級米のブランドを勝ち取った。
その米だけを使っておにぎりを握る店がある
「越後屋」
米の旨さを知り尽くしていた。味への妥協は決して許さない。
そんな「幻」のおにぎり、魚沼の山々の上で舌鼓をうった、名も無きSのりたちの物語である。
決戦 ! 山形さくらんぼオフ
手打ちそばを完食せよ!

みちのく山形。長閑な田園風景の中、各地から集まるSのりの姿があった
初めて打った蕎麦。
茹で上がると、倍になっていた。
それでも、必死に食べた。
蔵王の露天風呂。
未曾有の危機が湯船を襲った。
夕食。仲間の幸せをみんなで祝った。
初夏の山形。これは、Sという絆で集った人々。
笑いと食欲に満ちたドラマである。
咲け!ひまわり!荒野の大革命

新潟県津南町。
かつては縄文人でさえ打ち捨てた荒地があった。
沖の原台地。
開墾は、苦難の連続だった。
あるとき、休耕地にひまわりの種を蒔いた男がいた。
今では、見事に根づいた30万本のひまわり。
Sのり達を歓迎するかのように、雨は止み。高原の清々しいそよ風の中、
みなでおにぎりに舌鼓を打った。
これは、平日にも関わらず各地から越後魚沼に集った、Sのり達の和みのドラマである。
見学せよ!魂の工場
Sのりたち。聖地巡礼の旅
高根沢工場。言わずと知れた、S2000の生産拠点である。
この小さな自動車工場は、生産者の誇りと魂が宿る場所だった。
2003年、ホンダは、S2000の鈴鹿への生産ライン移動を決定した。
Sの故郷、高根沢工場は、閉鎖される。

ギンちゃんは言った。
「みんなで高根沢へ行こう」
各地から、再びSのり達が集った。
自分の車がどうやって作られているのか、知りたい者。
工場のこだわり、意気込みを再び心に焼き付けたい者。
様々な想いを秘めたSのりたちは、一路高根沢を目指した。
これは、生産者とユーザー。立場を越え、ホンダスポーツを愛する人々。
その交流を綴ったドラマ。第二章である。
唸れ! F20C 越後勢再び関東へ
群馬パワーチェックオフ

時は戦国、
関東平野に割拠する地方豪族は
互いの領土を争い、戦乱を繰り返していた。
田畑は荒れ、民は家を失った。
あるとき、「毘」の旗印の一団が現れ、戦乱を平定していった。
上杉謙信率いる「越後勢」
命を賭けて戦った相手であっても、義によって塩を送った男。
数百年後、関東へ向かうSのりの一団があった。
「S2000越後勢」
これは、義によって交流を深め合ったSのり達の
馬力とトルクの壮絶なドラマである。
おにぎりオフ リローデッド

色づく魚沼の山々、実りの秋、Sのり再び集う。
「匠の城、高根沢へ進路をとれ!」
〜晩秋の高根沢工場見学〜

すべてのSの故郷。
高根沢
多くのSのりたちが訪れた。伝説の工場である。
工場の目標はただ一つ
「世界一のスポーツカーをつくる」
腕におぼえの職人達が、全国から集った。
工場は匠たちの理想を具現化した城だった。
Sのりは三度集う。木枯らし吹く東北から、
雪の便り聞こえる北陸から、
落ち葉が風に舞う関東から、
星空に身震いする関西から。
互いの名前も知らないSのりたち、だが、この工場への想いは同じ。
Sが生まれる現場をどうしても見たかった。
これは、Sのりと高根沢工場、その交流を綴ったドラマ、第三章である。
「風よ、もてぎへいざなえ!」
〜ENJOY HONDA オフ〜

栃木県の東部。
緑の山並みの中に、忽然と現れる巨大な施設がある。
「ツインリンクもてぎ」
車、バイク、そして、モータースポーツを愛する人々の楽園。
そこへ集う人々の姿があった。
車種も違えば、互いの顔すら知らない人々。
「ホンダがすきだから」「ホンダの車がすきだから」
彼らの理由は、それで充分だった。
「俺たちSのりも、ENJOY HONDAに参加するぞ。オーバルをSで埋め尽くすんだ!」
ギンちゃんに話を持ちかけられた、越後の頭領。
奮い立った。
頭領には、やらねばならない理由があった。
彼の祖父は田舎の自転車屋。交通機関の全くない土地で、人々の役に立つようにと
HONDAのバイクを売り始めた。
「今度は俺の番だ。Sのりが楽しめる一日にしてみせる」
もてぎへ集え、Sのり達。
これは、ホンダの車を愛する人々とSのり達、大きな交流のドラマである。
そして、風は吹いた。
オーバルの奇跡 ! Sのりの願い、天に通ず。

エンジョイ ホンダのメインイベント。
スーパースピードウェイでのパレードラン。
NSX ビート S2000。
車種にとらわれず、彼らの車への愛情は皆同じく強かった。
しかし、当日はあいにくの雨模様。もてぎの空は、鉛色の雨雲に覆われていた。
幹事のギンちゃん
「少しでもチャンスがあれば、屋根は開けよう」
悲痛な願いと知っていた。でも、あきらめなかった。
雨脚は弱まる気配もなく、パレードの始まる時間は刻一刻と近づいていた。
事前に天候の報告を受けていた、頭領。あきらめつつも、こころの奥で、祈った。
きゃんぞーさん。窓から、空を睨んだ・・・。
そして、もてぎに吹いた、一陣の風。
これは、パレードに参加したSのりたちの心通わす。奇跡のドラマである。


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